高校受験

高校入試の英作文の問題が得意になる方法

まずは基本文を英文に訳せることから

教科書の基本文を日本文から英文に正しく訳せるようにしましょう。この基本文は中学1年生の最初のページに載っている極めて基本的な文から、中学3年生の教科書の終わりまでの全てです。
英語の学力がなくても、得意科目にしたいという意欲の高い人は、リスニングの音声データ付き、CDやDVDのついた例文集を勉強するといいです。音声を聞きながら、自分でも発音をまねるという音読を繰り返し行えば、例文を日本文から英文に直すことがたやすくできるようになります。

英文法を理解しつつ、英文に訳すことが重要

日本文と英文を丸ごと覚えて、機械的な棒暗記をする暗記の仕方では英作文は得意になりません。
基本文で使われている英文法を理解し、英文独自の語順を意識しながら、日本文を英文に直すようにしましょう。
文法的なことがらを理解しての暗記は、たんなる棒暗記より忘れにくいものになります。

自由英作文・課題英作文に挑戦

基本文を英文に直すことができるようになっても、公立高校の、英作文の入試問題がすぐにできるようになるわけではありません。
公立高校の英作文の入試問題はかなり難しいので実戦的な練習が必要です。
さまざまな都道府県の過去の入試問題の日本文と解答例をノートに書きだして、これもまた、日本文から英文に直せるようにしましょう。考えて問題を解き、間違えたところを修正するというやり方では時間がかかります。そして、英語がよほど得意でない限り、自分なりの答えをつくることはできないでしょう。
ですから、まず最初に答えを暗記してしまうのです。暗記していけば高校入試で必要なレベルの英作文は必ず作れるようになります。 また、高校入試の英作文の問題の形式と、大学入試での国公立大学の2次試験の英作文問題は、形式がよく似ているので、高校入試でこのタイプの英作文問題に対応できるようにしておけば、今後役に立ちます。